映画未視聴コンプレックス

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映画【トップガン マーヴェリック】感想 ネタバレ有

 2023/05/14視聴。タイトルは知っていて、面白いらしいというのも聞いたことがありました。

 Netflixのランキング上位にあり、勧められたのもあって観てみました。

 

 まず、再生を押したら出演者にトム・クルーズの名前が出ていて嬉しくなりました。トム・クルーズという人の名前は勿論ずっと前から知っていましたが、最近Netflixを観るようになって、初めて具体的にトム・クルーズのことを認識するようになったので、出演者欄に名前があると知っている人を見つけた嬉しさがあります。それに、トム・クルーズはたくさんの映画に出ていると思うので、今後も頻繁にこの嬉しい気持ちを感じられるであろう予感が既に嬉しいです。

 海の上に浮く滑走路(空母)からかっこいい感じの飛行機が飛ぶシーンから始まりました。そこからはプロモかってくらい飛行機が飛び、戻り、飛び、かっこいい音楽が鳴りました。

 そしてトム・クルーズが出てきて、整備的なことをやっていました。筋肉がすごいです。サングラスをかけてバイクに乗るのもかっこいい。バイクで短く移動した先で、空気抵抗をめっちゃ減らしてる感じの黒い飛行機が出てきました。サングラスをとるトム・クルーズ、かっこよっ。目と眉ちかっ。

 何かの計画がこのままだと駄目になるので、目標であるマッハ10を見せるとのことです。マッハ10? あっという間に空気抵抗の少なそうな飛行機に乗り、かっこいい感じで離陸の準備をし、飛ぶ流れになりました。ここでマーヴェリックという名前が出てきたので、トム・クルーズ=マーヴェリックさんってことを知りました。

 ケイン少将(このひともサングラスが似合っている)という偉い人に飛行を見せたいようです。中止させられそうになりましたが、マッハ10達成してみんな大喜びするも、マーヴェリックさんが調子づいてしまい、もっと加速していたら通信が途絶えてしまって一気にお通夜ムードになってしまいました……。でもマーヴェリックは無事で、少し顔が薄黒くなっただけで、落ちちゃった?にしては意外と大丈夫そうだったのでよかったです。

 ケイン少将に怒られているマーヴェリック。パイロットは近い将来絶滅(自動化)するので、飲食や排泄をし、命令に背くといったパイロットは要らないと言われ、トップガンへ戻るよう言われます。トップガンに戻される、ということがどういうことなのかわかりませんが、次のシーンではサングラスかけてニコニコ笑顔でバイクに乗るマーヴェリック、可愛いです。きっといいことなんだろうね。

 トップガンへ行くも何か全体的に嫌な感じです。やっぱりいいことじゃないのかな……。中将という偉い人から今回の目標を説明されます。そこで、飛びたい気持ちでいっぱいだったマーヴェリックは教える側で飛べないことがわかります。マーヴェリックのせいで亡くなってしまった人の息子が飛ぶ人リストの中にいるようです。断ろうとしますが、教えるか辞めるか迫られます。

 酒場的なところで過去にマーヴェリックと何かあった感じの綺麗な女性・ペニーが登場し、スマホを机に置いたのがルール違反と指摘されます。ペニーが鐘を鳴らすとお店の人みんなに奢ることになります。嫌なシステムすぎる。法的に許されることなのか?

 さっきの飛ぶ人リストに出ていたパイロットたちが現れ、軽快な掛け合いが始まりますが、何を言っているのかよくわかりませんでした。みんなコールサインというものがあるようです。フェニックスとかコヨーテとか言ってました。自分ならフェニックスとは流石に名乗れないなと思いました。

 お店の音楽機器の線を引っこ抜いてピアノを弾き出す人、やばくないですか。そんなことしていいの?怒られない?ピアノ弾きたいからって、急にそんなことする?飲み過ぎか?と思いました。怖いもの知らずが過ぎる。

 手持ちのお金がないので明日払いに来るとマーヴェリックが言ったところ、ペニーがもう一度鐘を鳴らしたことにより、マーヴェリックは文字通りお店から引きずり出されます。このお店、法の外にあるのか?もし自分がマーヴェリックなら絶許です。というか酔っ払ってるだろうに、鐘が鳴ったらどうなる的なルールを即座に判断するお客さんたちすごいなと思いました。自分はきっと溶け込めないし、鐘が鳴った場合の行動も咄嗟に判断できないと思うのでこの酒場には絶対に行けません。

 トム・クルーズはピート・ミッチェルというそうです(マーヴェリックというのはコールサインでした。コールサイン?)。

 若者たちはずーっとマーヴェリックを舐めて軽んじている感じがあったので、空中戦練習が始まった時には早く技術を見せつけて鼻を明かしてやれ!とわくわくしました。案の定マーヴェリックを舐めていた人たちはみんな負けて、腕立て伏せをさせられていたのでいい気分でした✌

 ルースターという人(酒場で勝手にお店の音楽機器の線を引っこ抜いてピアノを弾いていた人)からつんけんされていましたが、結局その人もマーヴェリックが負かします。

 コブラ機動というのがわからないけど、蛇の名前が入っていてかっこいいですね。蛇が首をもたげる感じのことを言っているのかな。

 死なせずみんなを帰らせることを目標にしているマーヴェリックと、作戦が作戦だから死ぬのも最悪しゃあないよと思っている中将とでギスギスしています。

 翌日ペニーに酒場代(納得がいかないですね)を支払いに行き、一緒にボートを直しに行くことになりますが、びっくりするほど傾いていてひやひやしました。ボートってあんなに傾いていても乗れるんだ。

 戦闘訓練シーンも、ボートシーンも、酔いました。(バイクシーンはぎりセーフ)

 マーヴェリックにバイクで送ってもらって、家に入って、閉めた扉にもたれて息をついて上を見上げるペニー、もう大好きなのあふれ出てるじゃん……!と思いました。いいですね。

 時間が敵だというマーヴェリック。訓練シーン、かっこいいけど酔う。

 アイスマンという偉い人のおうちに行って話をします。ルースターというひと(音楽機器の線)の父親のことでうまくいかない話とかしてますが、アイスマンは”It's time to let go.(過去は水に流せ)”と言います。

 涙を浮かべているマーヴェリックが、自分は教官じゃない、戦闘機乗りで、それは仕事じゃなく自分そのものだ、というところ、かっこいいです。自分にとってのそういうものを見つけたいですね。

 突然、波打ち際でアメフトが始まります。みんなサングラスをしており、とても似合っていました。何だかんだですーごい仲良くなり、中将が見に来て一瞬ピリつきますが、許されたのでよかったです。

 夜になってバイクでペニーを送り、ペニーが家に入っていった時にドアを開けたままだったので、閉め忘れてるよ!と思っていたらそういうことでした。あの場にいなくてよかった。良かれと思って閉めるところだった……。

 娘さんが戻ってきたので上の階の窓から追い出されますが、降りた先に娘さんがいて、マーヴェリックに一言声をかけていなくなるシーン、胸がぎゅっとなりました。

 また飛行機の訓練シーンになって、バードストライク(鳥がぶつかる)という言葉が出てきて新鮮でした。そういえばそういうこともあるんだな、パイロットも鳥も大変だなと思いました。

 そのあと訓練中に事故があり、ルースター君と衝突します。仲良くしてほしいです。

 アイスマンという後ろ盾がいなくなり、速攻で中将に教官から外され飛行禁止を言い渡されます。そこでマーヴェリックは勝手に飛行機に乗り、すごい技術を見せます。それによって中将がマーヴェリックを編隊長に任命します。自力で勝ち取っててかっこいい!

 酒場でこのことを耳打ちされたペニーから表情が消えていくシーンと、その後、外で抱き合うもマーヴェリックの目は既にミッションに向いている感じがつらかったです。ペニーはもっとつらいよな……。

 ミッション前、運転席に座っていよいよというところで、同僚の人と挨拶を交わすシーンもかっこよかったです。普段軽口を言い合っているのに、丁寧に言葉を返すシーン、良かったです。

 ミッションが始まり、いろいろなことが起こり、うまくいくことも多々ありますが、うまくいかないこともあります。ルーカス君の頑張りに嬉しくなりました。敵地から脱出する方法もかっこいいですね!そのあともピンチが迫り、思わぬ助けが現れて生き残ります。

 型破りだけど、あまりの実力に偉い人も私情がある人も認めざるを得ない感じ、かっこいいです。

 車の横でペニーと再会するシーン、画になっていて綺麗でした。

 最終みんなうまいこと行ってよかったです。

 

 同僚はマーヴェリックに「その目つきは?(その顔は好きじゃない)」と言い、ペニーはマーヴェリックに「その顔はやめて」と言うシーンが数回ありました。それに対してマーヴェリックが「普段と同じさ(この顔しかない)」と返すところもよかったです。何というか、愛されているんだろうなと感じました。

 

 薄々わかってはいましたが、この映画もシリーズ物のようです。前作を観ればルーカス君のお父さんの話とかも詳しくわかるのかな。

 全体的に乗り物に乗っているシーンが多くてかっこよかったです。

 戦闘機を操縦しているシーンはとにかく臨場感がすごかったです。映画館で観たらもっとすごかったんだろうなと思いました。